PROPOSAL ─ PEACE FLAT SYSTEM
For Miura Co., Ltd.
株式会社三浦工業 マーケティング課 御中

営業ワークフローAI
導入のご提案

94拠点ルート営業の生産性を高める、
既存環境を変えない「線」の自動化
01 ─ Agenda

本日のご説明内容

前回(4月30日)のお打ち合わせを踏まえまして、本日は三浦工業様の現場に最も刺さる導入ポイントと、社内でご説明いただける具体的な進め方を、改めてお伝えさせていただきます。

02 ─ Discovery Recap

中西様より伺った三浦工業様の現状

4月新設のマーケティング課の立ち上げ責任者として、現状の営業課題に対する打ち手を一から組み立てるお立場で、特に印象的だった3点を整理させていただきました。

Issue Ⅰ
94拠点・営業の属人化
「もう型があるわけでもなく、引き継ぎを兼ねて、おのずと自分のやり方で。悪い言い方をすると昔ながらの営業スタイル」
全国94拠点それぞれで営業が独自のスタイルで活動。ノウハウの蓄積・横展開が進まず、再現性のある営業活動にいたっていない状況。
Issue Ⅱ
Excel依存とデータ蓄積の限界
「Excelとかバリバリで。Excelだと情報蓄積が難しい。再現性高く使えるようにしたい」
既存の営業ツールは Excel ベース。情報の点在化・属人化と、ノウハウの体系化に向けたデータ基盤の不在が課題。
Issue Ⅲ
据付・試運転を含む独自プロセス
「納品だけでなく据付工事と試運転で完成。協力業者の人手不足も顕著に出ている」
納品 → 据付 → 試運転で完結する三浦工業様独自の納品プロセスと、地方都市部における協力業者の人手不足。
03 ─ Concept

「点」ではなく「線」の自動化

AI 導入の多くは「ChatGPT でメール作成」のように1工程だけを置き換える「点」の自動化に留まり、前後の手作業が残ったまま現場が疲弊するケースが多発しております。弊社が提唱するのは、業務の起点から終点までを一気通貫で自動化する「線」の自動化でございます。

As-Is ─ 点の自動化
1工程だけが楽になる
引合受信 → 営業が情報収集 → ChatGPT で文案 → コピペ送信 → Excel 手入力 → 基幹手入力
  • 前後の手作業が残ったまま
  • 営業マン個人の「AIを使う技量」に依存
  • リテラシーが低い方は結局使わない
To-Be ─ 線の自動化
起点から終点まで一気通貫
引合受信 → AIが裏で自動実行(情報収集・文案・基幹登録)→ 営業に「準備完了」通知 → 確認のみで送信
  • 営業マンは AI を開かない
  • リテラシー差に左右されない
  • 既存ツール(Outlook・Excel・基幹)はそのまま
04 ─ Architecture

三浦工業様の既存環境はそのままに

ツール同士の「間」に AI ワークフロー層を追加するだけで、基幹システムの改修・新規 SaaS 契約は不要でございます。

既存環境 ─ As-Is
  • Microsoft Outlook
  • Excel(営業日報・案件管理)
  • 基幹システム(部品DB・受注管理)
  • Microsoft Teams
中間層 ─ Layer
  • AI Workflow Layer
  • 弊社にて構築
  • 業務の起点と終点を結ぶ
既存AI ─ Engine
  • Microsoft Copilot
  • Google Gemini
  • Claude / ChatGPT Enterprise
新しいツールを導入することによる現場の反発・定着リスクを最小化。三浦工業様にとって最大の利点は、誰も AI を「使う」必要がない状態を実現できる点でございます。
05 ─ Use Case Ⅰ

朝の訪問ブリーフ AI

Workflow ─ Daily 18:00
i.Outlook カレンダーから翌日のアポ一覧を取得
ii.基幹システムから各社の納入機器・点検履歴を抽出
iii.Excel 案件管理から進行中の商談状況を抽出
iv.Web から顧客の最新ニュース(業績・拡張)を収集
v.AI が訪問順を最適化、顧客ごとの推奨トークを生成
vi.Outlook で営業マンへ「準備完了」メールを自動送信
Sample Output ─ 伊予製粉様
📍 推奨訪問順(移動最適化済 / 38km)
  i.   09:00 株式会社 伊予製粉
  ii.  10:45 道後温泉ホテル椿
  iii. 12:30 県立中央病院 ほか

[i. 株式会社 伊予製粉] 商機度:高
納入機器:EQ-1500 (2018) / SQ-500 (2014)
        ※ SQ-500 更新時期接近
前回点検:2026/02/12 給水ポンプ異音
最新ニュース:04/20 工場拡張プレス
      → 蒸気需要増の可能性

💡 AI推奨トーク:
拡張ニュース起点で SQ-500 更新提案
+ 第二工場用追加見積もり打診
訪問準備時間 45分 → 10分(−78%)/過去履歴の網羅率 100%
06 ─ Use Case Ⅱ

商談後の 6並列オートメーション

Outlook カレンダー上の訪問アポ終了をトリガーに、6つの後処理が並列で自動実行されます。事務作業 90分相当が、8.3秒で完了いたします。

Process 内容 削減目安
i. 議事録 自動生成 商談録音から要点・決定事項・課題を構造化。三浦工業様独自項目(機種・部品・工事日程)でテンプレ化。 25 分
ii. 日報 Excel 自動転記 既存の日報 Excel シート(フォーマット維持)に自動で行追加。 10 分
iii. 見積依頼 自動下書き 商談中に出た部品・機種を抽出し、見積もり下書きを生成。 30 分
iv. 次アクション登録 「現地調査5/22」「工事課に9月キャパ確認」等を Outlook・Teams へ自動登録。 10 分
v. 商談スコアリング 独自評価軸で採点、改善ポイントとトップセールス事例を提示。属人化解消の最初の一歩 15 分
vi. 顧客フォローメール 議事録に基づくお礼メールを自動下書き。確認・ワンクリック送信。 10 分
合計 約100分の事務作業を、AI が裏で並列処理いたします。営業マンは帰社後 「確認」と「ワンクリック送信」のみで1日が完結いたします。
07 ─ Use Case Ⅲ

部品見積もり 自動生成 AI

三浦工業様の既存の部品ナンバリング体系を最大限に活用いたします。商談中の発言を構造化し、過去の類似案件・既存の見積もりロジックを参照して、AI が見積もり下書きまで完了いたします。

Strength Ⅰ
部品DB が既に整備されている
受注 → 物流 → 据付までナンバーで紐付き済の既存資産が、AI にとって理想的な学習データになります。新規データ整備は不要でございます。
Strength Ⅱ
案件パターンが定型化されている
機種 × 業態 × 据付規模、の組み合わせで類似案件パターンが豊富。AI は過去案件を即座に参照し見積もりを構成できます。
Strength Ⅲ
据付・試運転までセットの慣習
「納品 → 据付 → 試運転」のフローが標準化されているため、AI が見積もりに含めるべき項目を漏れなく構成できます。
営業の発言(音声・メモ)→ AI による意図抽出 → 部品DB照会 → 過去類似案件参照 → 見積構成、を数秒で完了。見積もり提出までのリードタイム −70%を見込みます。
08 ─ Online Demo

三浦工業様向けに構築したオンラインデモ

ご提案イメージを実際に体感いただけるよう、松山支店の営業マン(仮名:田中様)の1日をモデルにしたデモアプリケーションをご用意しております。

Demo URL ─ Custom Build for Miura
https://miura-route-sales-ai.pages.dev
View Ⅰ
営業マンの1日
朝のブリーフ通知から、訪問先6社(伊予製粉・道後温泉ホテル椿・県立中央病院 等)のスケジュール、ルート最適化までを再現しております。
View Ⅱ
商談後の自動処理(中核)
「商談終了」ボタンを押すと、6つの並列処理がリアルタイムで進行する様子をご覧いただけます。本デモの目玉でございます。
View Ⅲ
マーケティング課ダッシュボード
画面右上のロール切替で、94拠点の導入状況・KPI・ROI を可視化した中西様のお立場での画面もご確認いただけます。
本デモは三浦工業様の文脈(ボイラー機種型番・松山エリアの顧客・部品ナンバリング)を反映したカスタマイズ版でございまして、社内ご説明の際にも体感資料としてお使いいただけます。
09 ─ Expected Impact

期待効果(中規模1拠点モデル)

前提:1拠点平均6名/日次訪問4件→6件、事務作業 3.5h→0.5h、稼働日20日/月。

Daily Visits
+50%
1日あたり訪問件数
4件 → 6件
Admin Time
−85%
事務作業時間
3.5h → 0.5h /日
Quote Lead Time
−70%
見積もり提出までの
リードタイム短縮
Ramp Up
−60%
新人営業の
戦力化期間短縮
増加した訪問機会のうち 成約率5%・平均500万円 で換算した場合、1拠点あたり月次 +6,000万円規模の売上機会増が見込めます。事務作業削減(180万円相当)を加味し、中規模1拠点で月次ベネフィット約 6,500万円の試算でございます。
※ 実際の導入では支店規模・業態構成により変動いたします。
10 ─ Roadmap

「小さく始めて、成果を見ながら拡張」

大企業様ほどツール導入の摩擦は大きく、年齢層が高い現場ほどAIアレルギーが出やすいことを前提に、3フェーズで段階的に進めることを強くお勧めしております。

Phase 期間 対象 狙い
Phase 1
PoCRecommended
0〜2ヶ月 松山支店 × 営業1〜2名 ×
朝の訪問ブリーフ AI 1本
社内説明用の小さな成功体験を最短で作る。中西様が経営層・営業企画に「松山支店の田中さんがこうなった」という具体事例で語れる状態を目指します。
Phase 2
拠点展開
3〜6ヶ月 松山支店 全営業(約20名)
+ 追加3ワークフロー
運用ガイド整備、横展開のための型化。次フェーズに向けた標準ワークフローの確立。
Phase 3
全社展開
6ヶ月〜 全94拠点へ標準ワークフロー
展開+営業ノウハウDB化
属人化解消の本格化、内製人材育成(伴走型)。マーケティング課が将来的に内製できる体制まで支援。
Phase 1 推奨の理由:短期間・小規模の PoC でしたら、仮に効果が出なくとも「学び」として処理可能でございます。失敗のダメージを最小化しながら、社内合意を段階的に形成していくアプローチをお勧めいたします。
11 ─ Next Steps

本日合意したい次のアクション

本資料は中西様の社内説明用ドラフトとしてご活用いただけます。本日のお打ち合わせでは、以下を一緒に詰めさせてください。

社内文化に合わせた資料調整
三浦工業様の社内文化・経営層が引っかかりそうなポイントをヒアリングし、資料の表現・数字を御社専用に調整させていただきます。
PoC 対象ワークフローの最終決定
「朝の訪問ブリーフ」が無難ではございますが、中西様の体感で社内に最も刺さるテーマを優先させてください。
社内提案のタイムライン設計
いつ・誰に・どの順番で説明するか。マーケティング課発の最初の成果として打ち出すための座組みを設計いたします。
上記が固まり次第、5月下旬のキックオフ → 6月中の構築完了 → 7月初旬の社内報告というタイムラインで進めさせていただくのが、最もスムーズかと考えております。
─ Closing

お礼

本日は貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。

三浦工業様のマーケティング課立ち上げ初年度を、最短で成果に結びつけられるよう、業務理解から内製化までを伴走型でご支援させていただきます。

ご不明な点・ご懸念事項がございましたら、遠慮なくお申し付けください。

株式会社ピースフラットシステム
代表取締役 片川 良平
2026 . 05 . 14